神奈川大学ポケモンらぼ 公式ブログ

神奈川大学のポケモンサークルである「神奈川大学ポケモンらぼ」が公式に運営するブログです!

2020年08月

 こんにちは神ポケ3年のクリスタルです。今回「神ポケ員は語りたい」第2回を担当させて頂きます。

 

今回僕が語らせて頂くのは、ポケモンカードの「セキタンザンVmax」デッキにおける「ジュナイパー」や「チルタリス」といった、特性によってVGXから技のダメージを受けないポケモンの対策カードとして、強化拡張パック「ドリームリーグ」に収録された「エルレイド」についてです。

 

・エルレイドについて

エルレイド



このポケモンの技、「パワーサイクロン」は無色エネ2つで120ダメージを出すことができます。また特性「ダブルタイプ」によって闘タイプとして扱うことが出来るので、場に「ディアンシープリズムスター」がいれば、特性「プリンセスエール」の恩恵を受けることができるため、打点が140になります。140あれば、「ジュナイパー」・「チルタリス」を一発で削りきることができます。サイドがこちらの方が多いときは、格闘道場でも同じように削り切れます。

 

また2進化ポケモンの中でもHP160は比較的に高い方であるため、「ジュナイパー」や「チルタリス」の技一発では倒されず、またストーン闘エネルギーを付けることで更にダメージレースを有利に進めることができます。またツインエネルギーで技を打つことができるのも地味に偉いです。

 

そしてこのポケモンの技のもう1つの強みは、技を打った後に後続のポケモンにエネルギーを1個付け替えられる点です。これによって後続の「エルレイド」とその進化元のポケモンにエネを付け替えることができれば、前が倒されても、次の「エルレイド」が手張り一回で技が打てるようになるので、場をうまく整えることができます。これによってストーン闘エネルギーを使いまわす動きができるのが強力です。

 

2進化であるため使い勝手が悪いということもありますが、ちゃんと立てることが出来れば上記のポケモンたちでは簡単に崩せなくなり、他のポケモンが出てくるようならセキタンザンVmaxでサイドを取りに行ける機会を作り出すことができます。

 

 特性「ダブルタイプ」によって超・闘タイプが両立しているため、ミュウツー&ミュウGX・ピカチュウ&ゼクロムGX、タッグチームのそれぞれの弱点を突いて一発で倒す動きも狙えます。まあ上記の2体はセキタンザンVmaxでも十分相手ができると思いますが

 

・他の対策カード

 以下他に考えられる対策カードの紹介をさせて頂きます。正直エルレイドよりも使い勝手は良い。

・ナゲキ

ナゲキ

 技「ぎゃくぜおい」はベンチのポケモンにダメカンがのっているなら90ダメージ追加され、素点30と合わせて120ダメージ出せるため、「ディアンシー」がいればこのポケモンも「ジュナイパー」・「チルタリス」を一撃で倒せます。格闘道場も同様です。

 

 「セキタンザンVmax」で一度相手の技を受けておけば、「ぎゃくぜおい」の火力上げの条件を満たし、相手のポケモンを倒しに行けます。たねポケモンでもあるため、「エルレイド」よりも簡単に立てられるのも良い点です。

 

 欠点としては、「エルレイド」と同じで技を打つのに2エネ必要で、ツインエネルギーも採用できないため技がすぐに打ちにくい点です。くろおびを使えば手張り一回で技を打てるようになるので、一緒に採用すると良いかもしれません。

 

・マッギョ

マッギョ

 技「トラップボルト」は「マッギョ」のタイプ自体は雷タイプですが、闘エネ1枚で技を打つことができて、弱点込みで「チルタリス」を一発で削り切れます。「チルタリス」に対してはめっぽう強いです。

 

欠点は、「ジュナイパー」を見るには火力不足な点です。逆に相手の「スプリットアロー」の素点は90なので、こっちが一発で削られるためジュナイパーの対策とはなりません。技の性質上、トラップボルト2回でも削り切れないのが弱い点です。

 

「エルレイド」含めて上記のカードたちはCレギュのカードなのも個人的にはポイントが高いです。※現状Bレギュのカードがスタン落ちするか否かは分かっていませんが。

・セキタンザンVmax/エルレイドのデッキの紹介

 以下、最近僕がオンラインサークルで使用している、エルレイドを採用したデッキレシピです。

セキタンザンVmaxエルレイド_デッキレシピ


 印象としては、「セキタンザンVmax」デッキによく入っている特性じならしの「マグカルゴ」の枠を、「エルレイド」に変更した感じだと思います。またポケモンでは、サポート以外のドローソースとなる「クロバットV」を採用しています。

 

 ポケモンをサーチするためのグッズとして「クイックボール」と「ポケモン通信」を採用。

「ポケモン通信」は、ノーコストで進化ポケモンをサーチできる「しんかのおこう」よりも、ハンドに抱えた要らないポケモンをデッキに戻しつつ、たねポケモンもサーチできる「ポケモン通信」の方が使いやすいと考えて採用。

 

 「ふしぎなあめ」は、グッズやサポートで確定サーチできるカードがデッキに入ってないため、縦引きしやすいように3枚採用。クイボのコストや博士の研究で切りやすくするためでもある。

 

 サポートは、縦引きしつつ相手の手札に干渉し動きを邪魔できる「マリィ」、縦引きに優れた「博士の研究」、ポケモンの相性では勝っているが、グッズロックをしてくる「クワガノンV」のデッキに対して動きやすくなる「とりつかい」、ベンチのポケモンをバトル場に出させ、倒してサイドを取るための「ボスの指令」、高耐久のセキタンザンVmaxと相性の良い「マオ&スイレン」を採用。「フウロ」は、それだけで要求札を揃えきれる場面が実際に使ってみて多くなかったので、今回は不採用。

 

・立ち回り

 相手のデッキに「ジュナイパー」や「チルタリス」のような「セキタンザンVmax」で相手ができないようなカードが採用されていないなら、基本「エルレイド」を出す必要はありません。そうなった場合一般的な「セキタンザンVmax」デッキと立ち回りは変わりません。「セキタンザンVmax」というポケモンのポテンシャルは非常に高いため、アタッカーはこのポケモンだけで十分なことが殆どです。やはり「ふんかだん」の1エネ130ダメージは強力です。

 

 「ジュナイパー」や「チルタリス」が見えたら、それは「エルレイド」の出番です。上手く「マリィ」を使って相手の動きを妨害しつつ、「セキタンザン」を盾にして「エルレイド」を育てます。バトル場のラルトスが進化できないようなら、技「テレポート」で無理やりベンチに引っ込ませ、安易に進化元が倒されないようにします。

 

・サークルで使用した感想

 実際に「チルタリス」のデッキと何度もサークルで対戦しましたが、「エルレイド」が上手く機能した試合はある程度有利にサイドレースを進めることができますが、相手に「セキタンザン」を早急に削り切れてしまうような試合運びをされると厳しいので、勝率はそこまで高くないです。僕のプレイングの問題もあるので何とも言えません。(まあ、僕が某先輩にいつも分からされることはもはや神ポケ内でのお家芸となっているかもしれませんが)

 

・最後に

今回は「エルレイド」をメインに、「セキタンザンVmax」デッキの「ジュナイパー」・「チルタリス」対策のカードについて紹介させて頂きました。やはり「セキタンザンVmax」のデッキは現在の環境では強力なデッキだと思うので、なるべく多くのデッキに勝てるようにしたいという想いから今回はこのような話をブログで語らせて頂きました。(対策無しの状態でチルタリスにボコボコにされたのが事の始まり)

ここまで読んで頂いてありがとうございました。次回の「神ポケ員は語りたい」もどうぞよろしくお願い致します。

 こんにちは神ポケ3年のクリスタルです。

 どうやら今年のPCLでは地区予選、ワイルドカードともに一勝もできていない完全に戦犯なサークル代表がいるらしいです。ホントに申し訳ありません……8月からは夏季休業期間に入るので、紙ばかりいじらず実機の方も頑張りたいと思います。

 

 現在コロナの影響によって例年通りの大学でのサークル活動ができないので、zoomを利用したサークル活動を継続して行っています。後期の授業もオンライン授業による実施と決まってしまったので、この体制はまだ長引くと思われます。大学でサークル員と対面でポケモンの話や定例会ができる日が待ち遠しいです。そんな中、「家でもシールド戦」キャンペーンについてポケモン公式の方から公表があり、サークル内でやろうということで、実際にオンラインサークルでシールド戦を行いました。以下順位と各サークル員が使用したデッキ紹介になります。※本サークルでのシールド戦はジムトレーナーの代わりにホップを採用しています

 

一位 じゅんじゅん 2-1 取ったサイド10取られたサイド 8

デッキ名(強運キッス)

強運トゲキッス

一言 「この世は運ゲー。」

 

二位 とも 2-1取ったサイド10取られたサイド9 

デッキ名(ばらまき卍)

ばらまき卍

 

一言 「思ったより動けました。」

 

三位 なつみ 2-1取ったサイド9

デッキ名(とーしんさんを参考にしたデッキ)

とーしんさんを参考にしたデッキ

一言 「ユキハミ可愛い。」

 

四位 クリスタル 0-2デッキ名(欲張りアメイジングシュート)

欲張りアメイジングシュート

一言 「一回も打てず、一勝もできず。」

※ハウは手元にホップがなかったので代わりに指しました。

 

結果は上記の通りです。自分のデッキについて少し解説をすると、VはセキタンザンVVmaxが引けたのでそのまま採用。ケララッパの進化ラインをそろえることが出来ず、技を打つのにエネの重いポケモンを採用したくなかったので、一エネで技が使え、進化ラインもそろっていたナッシーを採用。他、セキタンザンと同タイプのジガルデ、技が無色で打てるポケモンを採用。アメイジングレアのライコウは自慢したかったので無理やり刺した。

 グッズに関しては、英雄のメダル以外は全て採用してホップを指した。スーパーボールとポケモンキャッチャーを二枚、ポケモン入れ替えが一枚引けていたのは偉いが、更に特殊エネを3枚も引いてしまったが故に、引けたサポートはポプラ一枚。

いや特殊エネ引きすぎ、サポートどこ?

状態であった。他三人がちゃんとマリィを引いている中でこれは苦しかった。またエネルギーの枚数に関しては使ってみた感覚として、もう少し草エネの枚数を増やしてナッシーを動かしやすくした方が良かったと感じた。

 

個人の結果としては残念極まりないですが、自分を含め参加したみんなに楽しんで貰えて良かったと思いました。オンラインでもこのようなサークル員に満足してもらえる活動ができるように励んでいきたいと思います。

 

以上です。ご高覧ありがとうございました。

神奈川大学ポケモンらぼのなつみです!

 

2020年度8月から、新たな神ポケのサークル活動の一環として、こちらの公式ブログを利用しての記事更新活動を始めます!!

 

ずばり、「神ポケ員は語りたい」です!

このブログにて、だいたい月に2回ほど神ポケ員がポケモンに関する「何か」について考察または語る記事を作成し更新するという活動となっています。

 

今までブログを書いたことがないというサークル員も含めて取り組む活動になると考えられるので、斬新な記事がたくさん見られるようなコーナーにしていきたいですね。

 

 

 

 

 

そして、第1回目の更新で僕が書き留める事柄は、ポケモンカードのソード・シールドレギュレーション第1期(レギュD)において、拡張パック「爆炎ウォーカー」に収録された「クワガノンV」です!最近このカードを主軸としたデッキを使っているので、ちょっと自分の為にもって感じで色々情報をまとめていきたいと思い、チョイスしました。

 


 先に申し上げておきますが、この記事で僕はプレイングの話はあまりしません。そこまで練度が高いわけではなく、逆にこれから触ろうという段階なので、色々と考えられるカードの能力の可能性について考察していきたいと考えています。

 

クワガノンVについて

 

クワガノンv

引用:https://www.pokemon-card.com/card-search/details.php/card/38087/regu/all

 

 

基本情報

 

HP 210

・雷タイプ 弱点:闘×2 抵抗:なし

・逃げる為のエネルギー:3

・たねポケモン

 

1.     パラライズボルト 雷無 50ダメージ

次の相手の番、相手は手札からグッズを出して使えない。

 

2.     ちょうでんじほう 雷雷無 190ダメージ

このポケモンについているエネルギーを2個選び、トラッシュする。

 

 

総評

 剣盾レギュに移行してから、それまでの環境であったSMレギュに台頭されるGXポケモンの標準的なHPから、Vポケモンは少し高くなっています。クワガノンVはそれらのVポケモンの中で平均的な数値である210で、生半可なダメージ1発では落ちないそれなりの「タフさ」を持ち合わせています。

 

周知の通り、何と言ってもこのカードの特徴はワザでしょう。現環境において多くのデッキタイプに著しい負担をかける上ワザ「パラライズボルト」が、このカードの最大の魅力とも言えます。

とりわけ「グッズ」を使えなくする、という制約は相手の盤面形成やサイド攻略を封じ、自分の盤面形成を推し進める大きなきっかけとなるので、バトルが始まってからいかにこのワザを早く打てるかで、勝敗に大きく影響するでしょう。

 

下ワザは、レールガンですね。2枚のエネルギーをトラッシュに送り、190ダメージを与える、いわば高火力で相手のポケモンを倒し、自分のサイドを取っていくメインウェポンであると言えます。

このワザの表面的に良い所は、3エネから2個エネルギーをトラッシュした後のターン残った1エネに1枚エネルギーを付ける事で、またパラライズボルトから始動できるという点です。「エレキパワー」で最大310ダメージまで伸びることもナイスな点です。「おおきなおまもり」を付けたタッグチームGXを狩ることが出来るラインですね。

 

逃げるエネルギーが3個なのはかなり重いです。エネルギーをそれなりにワザに消費する為に、「ふうせん」を付けてエネルギー1個で逃げるとか、「ゼラオラGX」の特性効果で逃げるような、逃げる為のエネルギーそのものを少なくさせるカードを組み込むか、「ポケモン入れ替え」や「マオ&スイレン」を利用してベンチに引っ込む方法が普通に逃げる事の代替案として考えられます。


 いずれにせよ、雷タイプのデッキは基本的にエネルギーをさっさとポケモンに付けてカツカツのエネルギー管理で戦っていくデッキタイプが現在主流の為、エネルギーをトラッシュに落としてしまうことは「カプ・コケコ♢」の特性効果を使うときくらいにしておきたいものです。ここのベンチに戻る方法はデッキの組み合わせによって選択すべきです。

 

 

雷タイプのカードプールから想定できる「伸び」

 

20208月現在、デッキの構築の柔軟性から登場当初から環境に君臨し続ける「ピカチュウ&ゼクロムGX」の例に漏れず、雷タイプのデッキは全般としてグッズその他諸々のカードによってそこそこの強さを維持する事が出来ます。

この「とりあえず入れとけば強いっしょ」というカードをいくつか提示し、雑にそのカードの強みを紹介した後、クワガノンVとどう絡み合うのかということについて少し書きます。

 

 

1.カプ・コケコ♢

まず、間違いないのは、「カプ・コケコ♢」でしょう。

 カプ・コケコ♢

引用:https://www.pokemon-card.com/card-search/details.php/card/35413

 

特性、「せんじんのまい」は、このポケモンをロストゾーンに送ることで、ベンチの別々のポケモン2匹にトラッシュにある雷エネルギーを一個ずつつけることができるカードです。


 ルール上、「エネルギーを手札から出してポケモンに付ける」行為は、1ターンに1回しか使えません。当然、強力なワザを打つには相応のエネルギー数が必要です。で、このカードの特性を使えば単純に2ターンぶんお得をするということです。先にトラッシュに基本雷エネルギーを1個ないし2個送る事が必要ですが、それが何か?的な強さです。

 

クワガノンVとしては、せんじんのまい+手札から貼ったエネルギーで突然成長してパラライズボルトを打ちに行くか、パラライズボルトで自分の盤面形成の時間を貰えた時に使うという2つの使い所さんが考えられます。でもまあ、基本せんじんのまいは打てるときに打つって感覚でいいと思います、実際。

 

 

2エレキパワー

 

雷タイプ主軸のデッキを組むうえで、使うだけでダメージ増加を行えるエレキパワー。

 エレキパワー

引用:https://www.pokemon-card.com/card-search/details.php/card/35207/regu/XY

 

足りない火力を補う事には勿論、その雷デッキにおける採用率の高さから相手に「これエレキパワー〇枚使われると倒されるな…」みたいな余計なケアをさせる効果も確認できています。相手に余計なケアをさせるというのは大抵相手の勝つための戦略を妨害します。意外と重要。

 

クワガノンVの場合、さっきも書きましたが、190ダメージにエレキパワーを付与して火力を上げ、HPの高いポケモンを狩りとってしまおうという秘密の必殺技的な感じで使われます。後は、パラライズボルトのダメージに30ダメージを追加しておいて、クワガノンV以外の別のポケモンのダメージと一緒に倒すという方法でも使われやすく、このエレキパワーの使い方が勝敗に大きく影響すると言っても全く過言じゃないです。強い人たちも皆そう言う。

 

 

3サンダーマウンテン♢

 

 サンダーマウンテン♢

引用:https://www.pokemon-card.com/card-search/details.php/card/35219/regu/XY

 

3つ目は、サンダーマウンテンです。お互いの雷ポケモンが使うワザに必要なエネルギーの数が、1個減るというスタジアムです。コケコ♢の時に書いた、省エネルギーはシンプルに強いというやつです。

 

これも、クワガノンVならば、後攻1ターン目にサンダーマウンテン♢があれば、手札からエネルギーを付けるだけでパラライズボルトが打てるという最速のワザ宣言を簡単に行うことが出来ます。

 

 

 

この3つのカードが、まず間違いなくクワガノンVの(というか雷タイプのポケモン全般)サポートになるカードたちです。バトルの際も、これらのカードをいかに引けるか・上手く使えるかが、確実に勝敗に左右します。クワガノンV関係なく、自分がデッキとして使うときも相手にして闘うときも、絶対に意識すべきカードたちです。

 

 

 

クワガノンVが主軸となるサンプルデッキ

 

 クワガノンデッキ サンプル

デッキコード:F5FFvF-iuOonS-5Fkv1v

引用:ポケモンカード公式サイトのデッキ作成ツールより作成

 

 

 

どういうデッキ?

 

クワガノンVを主軸としたデッキです。メリープの特性「ふわふわまくら」と、スタジアム「まどろみの森」を組み合わせたねむりの状態異常と、クワガノンVの上ワザ「パラライズボルト」によって相手の行動を大きく封じ、エレキパワーによって火力を補いつつ「ライチュウ&アローラライチュウGX」やクワガノンVの「ちょうでんじほう」にて相手のサイドを取っていくデッキです。ガラルジグザグマは、奇数HPのポケモンに対する打点調整です。

 

 

 

このデッキの難しい所・回し方の注意点

 

このクワガノンVデッキの難しい所は、火力を出して相手ポケモンを気絶させた後、どうやってエネルギーを張り直してワザを打てる体制にするのかという点、そしてクワガノンVやその他ポケモンがパラライズボルトを打たずに相手のポケモンを気絶させた場合、現在の環境のデッキによっては次の相手のターンでワザを打ったクワガノンVは気絶させられてしまう可能性が多くあるので、どうすればカツカツのエネルギー管理で後続のベンチポケモンを育てて行けるかという点の2点が非常に難しいと考えています。

 

前者は、3個エネルギーを張った状態から「ちょうでんじほう」を打ち、効果で2個エネルギーをトラッシュすることにより1個の状態になってしまいますが、次のターンどうにかして死ぬ気で同クワガノンVにエネルギーを1個追加で付けるだけで、パラライズボルトから展開する事が出来ます。正直にエネルギーを張り続けていれば、最初にちょうでんじほうを打ってからはそこまで流れに困らなくなると思われます。

 

問題は後者です。自分でデッキを回していて本当に良く分からなかった。眠りの状態異常やパラライズボルトで時間を貰えている間にエネルギーを張ってしまうか、カプ・コケコ♢を使って供給する事は誰でも分かるのですが、実際は意外と上手く行きません。ポケモンカードではそれなりに現在の自分の手札とすっきり別れを告げて新しい手札と出会うという、日本の悪しき労働慣行である人事異動のようなデッキの回し方をゴリゴリします。なので、と一枚一枚のカードの使い所を逃さないように考えてプレイする事が必要です。

 

 

元々このデッキは火力を安定してドカドカ出せるものではないので、リーサル戦略=”このデッキでやりたいことをブレさせずに柔軟に考え、ダメージをバラまいて行く必要があると言えます。

 

 

 

"やりたいこと"を迷わせる強カード

 

このデッキで最もやりたいことをする上で一番手っ取り早いカードは、「グズマ&ハラ」です。

 グズマ&ハラ

引用:https://www.pokemon-card.com/card-search/details.php/card/37151/regu/all

 

このカードは、山札からスタジアム1枚をサーチ、更に任意で2枚手札をトラッシュすると、「特殊エネルギー」と「ポケモンのどうぐ」までサーチして持ってくることが出来るサポートカードです。強すぎ。

このカードで、サンダーマウンテン♢なりふうせんなりスピード雷エネルギーなりを持ってくることが出来ます。クワガノンVの上ワザ宣言とメリープの特性発動が逃げる込みで可能になってしまう最強カードです。このカードを出来るだけさっさと打って盤面を形成した方が良い事は、大体のポケモンカードプレイヤーは分かるかと思います。でも、盤面が形成した後は?後続が立っていないときは取っておいた方がいいのか?というようなタイミングによって使用感のブレが生じる事を常に考慮しながらこのカードを使ってデッキを回すことは重要だと思います。

 

1ターンに使えるサポートは1枚だけなので、やりたいことに直結しがちなグズマ&ハラだけではなく、「マリィ」や「博士の研究」も使う場面が必ず存在する事も考慮しながら、戦ってみてはいかがでしょうか。

 

 

まとめ

 

 長々と書いてきましたが、クワガノンVを使用するならば、いかにパラライズボルトを活かせるかという点が最も重要であると言えるでしょう。グッズロックによって自分のチャンスを無理やり作り出せる利点を活かしていけるがが、このクワガノンVを上手く使える鍵になると思いました。

 

おわり

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