神奈川大学ポケモンらぼ 公式ブログ

神奈川大学のポケモンサークルである「神奈川大学ポケモンらぼ」が公式に運営するブログです!

2020年11月

ポケモーニング!第7回目の更新を担当することになった神ぽけOBのふなきです。


・自己紹介
 神ぽけには、昨年まで在籍していました。いまは新潟に在住しています。

 神ぽけ在籍中は主にポケモンカードの競技プレイヤーとして各地に遠征に行ったり、CSP(champion ship point)が獲得できる大会に参加していました。結果こそ残せませんでしたが、様々な考え方を学び、また、色んな人との出会いがあり、とても楽しい時間でした。
 
 現在、競技プレイヤーとしては引退状態ですが、ポケモンカードは好きなので新弾カードリストを確認したり、大型大会がある時は配信を見たりしてます。





 本題の2進化について語りたいと思います。

 ※最近始めた人や2進化について浅い知識の人向けです。

1. 2進化ポケモンの簡単な説明

 ポケモンのカードには、「たねポケモン」から進化する「1進化ポケモン」や、さらに進化する「2進化ポケモン」のカードがあります。
通常、一度の番に何匹でも進化させられますが、出したばかりのポケモンや進化したばかりのポケモンは進化できません。ということは最速でも2進化のポケモンが場にいるのは3ターン目になります。
例外として、ふしぎなアメというグッズがあります。
7E13F5D9-574B-44EE-945D-24B62C6E5431

 画像のテキストの通り、このグッズを使用することにより1ターン早く2進化に進化させることが可能になります。そのため、多くの2進化デッキに採用されています。



2. 2進化ポケモンの優秀なところ
 
(1) 高いHP、強力な特性とワザ
 2進化まで育てたのでそれだけのご褒美として倒されにくい高いHPになっています。そして、戦況を大きく有利にしてくれる強力な特性とワザがあります。

(2) 倒されても取られるサイドが1枚
 2進化ポケモンは特別なポケモンではないので倒されても取られるサイドは1枚です。高いHPなので倒されづらくサイドレースを有利に進めることができます。




3. 現環境における2進化ポケモンの状況
 本来であれば、2進化ポケモンには前項で記載した優秀なところがあるのですが、現在の環境ではほとんど使用されているところを見たことがありません。では、なぜ使用されないのか以下の理由が考えられます。


(1) TAG TEAMの台等
 拡張パック「タッグボルト」からTAG TEAMが収録され、環境が大きく変化しました。この弾から全体的にカードパワー高くなりゲームスピードが早まりました。TAG TEAMは高いHPに強力なワザがあるため、猶予を与えてしまうと2進化の優位点である捲りが困難になるほど差がつくという問題がありました。
 


(2) オルタージェネシス
F0099752-6F82-4228-BB8D-B765AB15E5B1

 このGXワザによって、更にゲームスピードが早まりました。特に非GXをメインに採用したデッキはオルタージェネシスの返しにアルセウス&ディアルガ&パルキアGX(以降3神と略す)を倒せないと負けです。



(3) 先攻サポートの使用禁止
 進化デッキが先攻でたねポケモンを複数展開するという動きがかなり厳しくなりました。また、たね切れのリスクも高まりました。



(4) 単純にワザのインフレ
 VmaxポケモンやVポケモンが持つワザのダメージが上がっています。簡単に一撃で倒されてしまいます。悲しい。



 要約すると3神で死んで、先攻サポート禁止で死体蹴りされました。
 個人的な考えでは、3神がレギュ落ちすればVmax環境でもまだ2進化は使えると思ってます。なお....




4 . 筆者が求める2進化像

(1) 自己完結
 この自己完結とは2進化ポケモンが単体で戦える性能を持つということです。具体的にいうと、エネルギー加速を自身で行え、自身で戦えるということです。具体例あげるとサーナイトGX(sm3n)です
1D45FC1D-F037-498F-A9E0-42C9FF40D2CD

このカード自身がエネルギー加速手段を持ち合わせており、ワザも単体で戦えるスペックを持っています。この2つが揃っていることでエネルギーを加速する手段もしくはメインアタッカーに譲る枠をデッキの安定感を上げる枠にすることができます。



(2) 圧倒的個性
 これは具体例をあげて説明したほうが早いです。にがにがかふんのラフレシア(sm3h)
8EE12FA7-F154-49F3-8C30-0C364D27593D

最近のカードだとタチフサグマ(s1h)やジュナイパー(s3)
F8946C60-33C1-47B0-8196-3707F7567C3E

7987CE6F-7579-44BF-B472-BB83ECEF6F21

これらのカードは単体で特定の相手を詰ませる性能をしています。これくらい尖る必要があります。



(3) 1進化ポケモンの性能
 基本的に場に強く干渉できる効果が望ましいです。具体例をあげるとジュプトル(sm7b)やサナギラス(sm8)やゲコガシラ(xy9)
9A843178-AF60-4A94-B710-09EF09EF12C0

CA723D80-FE2B-4ED1-B3E1-352913BA3876

959A3549-7B6B-4C8A-9728-07836C643AEC

 これらのカードは、盤面を展開したり、干渉させないような2進化に進化するために再現性を上げる効果を持っています。




5. 個人的に使ってみたいカード
67ACB9B6-65A9-4533-A74B-1019C6D8C28D

 まず、イラストがカッコいいですね(重要)
 ワザ「しゅうげき」がルクシオから進化してたら160ダメージとヘッドボルト120ダメージが少ないエネルギーで使え、お手軽中打点を出せるのいい点です。かんしゃくヘッドと組み合わせればしゅうげき2回でVmaxを倒せそうなのが偉いですね。進化元のルクシオやコリンクが優秀なワザと特性を持っているのでふしぎなアメに頼らない2進化デッキが組めそうです。回収ネットとの相性がいいのも評価できる点です。
 雷タイプはスタン落ちで大幅な弱体化になりますが、それに頼らない点が優秀ですね。デメリットとしては攻撃するターンにレントラーに進化する準備しなければならないところです。あらかじめ手札に抱えておく必要があるのが少し欠点ですね。




6. 最後に
 現環境では滅多に見ない2進化ポケモンの現状です。現在刷られている2進化ポケモンは恐らく3神を考慮して刷られていません。性能は悪くないカードもあるのですが、どうしてもオルタージェネシスが厳しいです。2進化ポケモンを強化するカードも刷られていないので公式的にはVmaxを使ってねというメッセージを感じます(当たり前だけど)。記載し忘れましたが、1ゲーム25分になったのも2進化には逆風です。



 2進化は調整が難しいカードです。強くしすぎると複数枚場にいると返せず、弱いと誰も使えない。ですが、私はもっと強いカードを刷ってもいいと思います。理由としては、2進化というデッキタイプは大会向きではないのでそこまで使用者は増えないと考えるからです。むしろ強いデッキタイプが増えていいと思います。




 最後に私が1番好きなカードを紹介して終わります。それは、サーナイトGXです。前述した通り、自己完結した性能に玄人向けのGXワザ全てが強い見た目もいい大好きなカードです。たぶん1番使用したお世辞になったカードでもあります。


それでは、みなさんよいポケカライフを....🙄
   

  
   
 


  
 


「神ポケ員は語りたい」第7回を担当させていただきます、2年のクロロです。

ブログなんて書くの初めてなんで拙い文章になってしまうかとは思いますが、ご理解お願いします。

さて今回は、先日行われたポケモンカードゲームシティリーグS1神奈川(参加者53人)でベスト4まで行けたので、このことについて語らせていただきたいと思います。(解説なんてほどのものでは決してないです)



  • はじめに

自分はポケモンカードを始めてもうすぐ2年経とうというところですが、1年前くらいまでは仲間内で楽しくやってるだけのエンジョイ勢でした。しかし、去年のCL東京に友人が出た頃くらいから、ポケカに関する記事を読んだりジムバトルに出たりするようになりました。シティリーグ参加は今回が2回目で、実績という実績は今回のが初めてなので、そんな奴が書いてんだな〜くらいの感じで読んでください。

  • デッキについて

当日は1番使用歴のあるピカチュウ&ゼクロムGX(以下ピカゼク)のデッキを使用しました

シティリーグに出るにあたって、最初に握ろうと思ったデッキは「ルカメタザシアンザマゼンタ」でした。理由としては、環境に入ってるどのデッキにも完全な不利を取ることがなく、対応力が高そうだなと思ったからです。あと僕ルカリオ好きなんで。

しかし実際に使ってみると、「このデッキ回すのむずすんぎ!」って感じでした。結構練習してはみたのですが、相手によって戦うポケモンが変わるこのデッキで、初手にそうじゃないポケモンが来た時にそれでも勝てるようなプレイングをするのが自分には無理でした。

結局、1番長く使ってるピカゼクにしたのですが、セキタンザンがキツすぎだし、現環境に合ったピカゼクが分からなかったので、結構最後まで握るかは悩んでました。

決め手となったのは、本番1週間前に参加したトレーナーズリーグで、インテレオンVmaxを使っていた方が、「雷系統は切ってます、当たったら潔く負けます(笑)」と言っていたことでした。ピカゼクはセキタンザン以外には十分戦えるポテンシャルがあるので、自分も「セキタンザンと当たったら潔く負けよう、そのほうが切り替えが楽だ」と決意し、ピカゼクで行くことを決めました。

それでは、こちらが当日使ったデッキの中身になります!

cacxc8-EX0I90-Yxx8ac

めぼしいところは特にない普通のピカゼクですが、強いて挙げるなら、エネポーター、エール団のしたっぱ、ワンダーラビリンスPSあたりでしょうか。ジラーチと博士の研究が不採用の点も少し珍しいかもしれません。知らんけど

あと自分はAレギュ時代からどのデッキにもグズマは3積みをポリシーにしているので、ボスの司令も3枚入れてます。1回は絶対使いたいけど2枚じゃ安心できない。

エネポーターとエール団のしたっぱはアルセウス&ディアルガ&パルキアGX(以下三神)のオルタージェネシスGXを打つターンを遅らせたり、ムゲンダイナには普通に刺さります。終盤にエール団のしたっぱからリセットスタンプ打つの強すぎて引いた。


ワンダーラビリンスはどのデッキにもある程度の影響を与えられるカードですが、使いどころを考えないと自分の首をしめるので、マーシャドーの準備を忘れずにしたいです。決勝トーナメントの1回戦でめっちゃ活躍した。

クラッシュハンマーを採用しているピカゼクも見かけますが、あのカードシンプルに嫌いなんで使いませんでした。


  • マッチアップ
こちらが当日のマッチアップです


Screenshot_20201101-171411


ビックリするくらいザシアン。基本的にザシアン系統は有利なので、マッチングの神様に微笑まれたかなと。

予選に関して、唯一負けたのは、クロバットVスタートでデデンネGXも使わざるを得なかったのに手札事故りすぎてそのまま負け。それ以外は先2でフルドライブ打てたので押し切って勝ち。
初戦が不戦勝だったので抜けてるか不安だったのですが、まさかの2位通過

決勝トーナメント1回戦では、後1フルドライブを決めて、中盤に出したワンダーラビリンスが剥がされずに残ったので、たそがれのだんがんが飛んでくることもフルメタルウォールGXの追加効果も無かったので、押し切れました。
2回戦は、3ターン目までエネルギーを全然引けずに、スピードで圧倒されて負け。(どうやらめちゃめちゃ強い人だったらしい)
ちなみに、その人は決勝戦でセキタンザンと当たっていたので、自分が勝ってても優勝は厳しかったかなと思います。


結果、ベスト4ということになりましたが、大型大会で結果を残せたのは初めてだったのでとても嬉しいです。シーズン2も頑張ります!

  • 最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました。
予選通過したときに、2位以上になったら有料記事とか書いちゃおうかな〜とか浮かれてましたが、初戦不戦勝だしベスト4だし記事書くのすら微妙だったので、こちらで自己満足の記録として、書かせていただきました。
ブログを書いてほしいと言われたときは困りましたが、いいネタがあって助かりました(笑)(ボロクソに負けてもそれをネタにできたし)


それでは、このあたりで「神ポケ員は語りたい」第7回を締めさせていただこうと思います。次回の更新もお楽しみに。ありがとうございました。

このページのトップヘ